神韻交響楽団の音楽は、中国音楽の真髄と、西洋オーケストラの融合です。すべての曲はオリジナルであるとともに、五千年の文化や伝説からヒントを得ています。西洋の弦楽器、打楽器、木管楽器、金管楽器が、二胡や琵琶といった中国の古典楽器の音色を引き立てます。非常に美妙な中国のメロディーと、壮麗な西洋のシンフォニーがここまでぴったりと融合したことは、これまでありませんでした。
神韻のオリジナル作品は、東西の古典音楽を見事に融合させています。では、どうやってそれを可能にしたのでしょうか?
それは第一に、ベースとなる西洋の音楽が、特徴ある中国楽器の音色を際立たせていることです。第二に、古代中国の王朝からつづく魂を震わせるようなメロディーを基盤とし、それを西洋の交響楽が生き生きとよみがえらせているからです。これが、神韻の音楽がユニークであり、古典音楽の新たなフロンティアとなった所以です。
伝統的な中国の音楽は、内面の情感の表現を重視しています。中国の古人は、自分の心の状態を表現するのに、楽器を用いたのです。一方、西洋の音楽は、アンサンブルの総合的な効果に重点を置いています。そのため、編曲とハーモニーを最も大切にしています。神韻の音楽は、東西音楽の真髄を捉えるために、これら双方からのアプローチを融合させたのです。
古代中国における歌劇と、ヨーロッパにおける早期のオペラでは、同じ歌唱法が用いられていました。それは、もっとも美しく、純粋な歌声を生み出していたと言われています。
ところが今日、正統なベルカント唱法 による高音の技術は、ヨーロッパではすでに失われてしまいました。中国でも同様に、この古代の歌唱法を真に会得している歌手はいません。しかし昔は、多くの中国の歌劇において、ヨーロッパのベルカント唱法と基本的に違いのない、自然な歌唱法を用いて歌われていたことが特徴とされるのです。
神韻の歌手だけが、この伝統的かつ古代の技法を現代の舞台に甦らせています。完全なる中国の発声法を保ちつつ、ベルカント唱法で歌うという彼らの技量は、まさしく比類ないものでしょう。
本公演の全歌曲は、神韻の舞台のため特別に創作されたものです。人生を深く投影したこれらの歌は、民族や文化の壁を超えて、世界中の観客に共感され、人々の心に希望の光を照らすでしょう。
遥か古代から育まれた中国の音楽。
中国の古典楽器、それは天上世界と地上をつなぐといわれます。爪弾く琵琶の弦が生みだす繊細なサウンドは、天上の光彩を感じさせ、四千年の歴史をもつ二胡は、もっとも人の声に近い音色を奏でます。主旋律を紡ぐこれらの中国古典楽器が、西洋のフルオーケストラと融け合い、あなたの心に深くしみる音楽体験を生み出すのです。
神韻は数多くの熟練した音楽家を擁しています。
五大陸の各所から集まった彼らは、西洋のクラシックと中国古典を継承するとともに、その壮麗なる融合を世界と分かち合うという、同じ熱い志を持っているのです。神韻交響楽団のメンバーは同時に、神韻芸術団のメンバーでもあり、芸術団の世界公演にも同行します。
ロシアのサンクトペテルブルク音楽院卒業。指揮者として交響曲、オペラ、バレエの幅広いレパートリーをもつ。東欧の複数の主要なオーケストラの常任指揮者、芸術監督を務め、さらに客員指揮者としてロシア、欧米の数多くのオーケストラでタクトを振る。2012年から神韻交響楽団の常任指揮者を務める。
西洋と中国の音楽教育を背景に、東西古典の幅広いスタイルの音楽を指揮。中国の竹笛で学士号、オーケストラの指揮で修士号を取得。テキサス州の台湾フォルモサ室内アンサンブルの創設指揮者として、台湾の作曲家による楽曲の米国での初演奏を数多く指揮する。
天津音楽学院卒業。中国中央バレエ団でピアノのソロ演奏と伴奏の経歴を持つ。豪シドニーに移住後、マクドナルド芸術学院のピアノ伴奏者となる。テレビや舞台の作曲も手掛ける。
演奏家と作曲家の両方の才能を持つ。15歳でプロの琵琶演奏家となる。中国音楽学院で作曲、民族音楽学、音楽文学を学び、自ら作曲した作品で数多くの賞を獲得。その後、オックスフォード大学で民族音楽学の修士号、博士号を取得。英国レディング大学では、コンピュータを使った作曲とミュージック・テクノロジーを学ぶ。
北京の中央音楽学院で作曲を学び、中国歌劇舞劇院でピアノ、アコーディオン演奏家として活躍。渡米後、サンフランシスコ・シリコンバレー合唱団を指導し、サンパブロ市の芸術委員会の委員を務める。
上海音楽学院卒業。1991年、第14回「上海の春」国際二胡コンクールで演奏賞を獲得。2004年から2006年、新唐人テレビ主催の世界華人新年祝賀祭に出演。2006年以来、神韻芸術団の世界巡回公演に参加し、絶大な人気を得る。
吉林省の吉劇団で7年間、二胡の首席奏者を務め、中国と日本で巡回演奏会を行う。2014年に神韻入団するまで、ソロ奏者として中国の各主要都市で演奏会を重ねる。
中国の劇場管弦楽団で長年、首席二胡奏者を務める。2007年から神韻芸術団の世界巡回公演に参加し、二胡独奏を披露する。
独ハノーファー音楽大学卒業。キール・オペラ楽団、ハンブルク交響楽団、北ドイツ放送交響楽団で演奏。北ドイツ放送交響楽団から賞を受け、マリー・ルイーズ・インブッシュ基金の奨学金を得る。2004年にはハンブルクのライスハレホールで、2007年にはエルジェム国際音楽祭でソロのリサイタルを開く。
米ライス大学およびジョンズ・ホプキンス大学のピーボディ音楽学院でバイオリン演奏を学ぶ。ホノルル交響楽団で第二バイオリン首席奏者、ペンシルベニア州のピッツバーグ交響楽団でバイオリン首席奏者(1992年~2008年)を務める。2006年から神韻芸術団で初代コンサートマスターを務め、後に指揮者となる。ニューヨーク飛天芸術学院で副院長も務める。
パリのエコールノルマル音楽院で、チェロ演奏の学士号と、チェロ教育・演奏・室内楽の修士号を取得。その後パリ地方音楽院で学び、2010年、音楽教育の高等資格を取得。2007年、パリ国際音楽コンクール(UFAM)室内楽部門で準優勝。台湾高雄市ピアノコンクールで準優勝、全台湾作曲コンクールで優勝。
中国中央音楽学院卒業。広州星海音楽学院で10年間(2001年~2011年)チェロの教授を務める。 24年間(1989年~2013年)にわたり広州交響楽団のチェロ奏者として活躍。
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団、エッセン・オペラで首席を務める。 北ドイツ放送交響楽団での7年間のキャリアのなかで、数多くのCD録音にかかわる。ギルドホール音楽演劇学校(ロンドン)とハンブルク音楽演劇大学で学ぶ。1995年と97年、ドイツの全国青少年音楽コンクール、ユーゲント・ムジツィールトのトランペットとピアノの部門で優勝。1998年コンチェルティーノ・プラハで、2002年ハンブルクのエリーゼ・マイヤー音楽コンクールで、2005年ドイツのライオンズクラブの全国コンクールでそれぞれ優勝する。
イリノイ大学アルバナシャンペーン校で学士号、ニューイングランド音楽院で修士号を取得。ボストン交響楽団で演奏し、大邱(テグ)交響楽団で首席奏者を務める。マーベル・ルイーズ・ライリー奨学基金(ニュー・イングランド音楽院)、ナショナル・オーケストラ・インスティテュート、ラウンド・トップ国際音楽祭、バーハーバー吹奏楽団などの特別会員。
テキサス大学交響楽団コンチェルト・コンクールで優勝。全米青少年アーティスト大会の中南部フルート・フェスティバルで準優勝。台湾高雄市音楽コンクールで優勝。テキサス大学バトラー音楽学校の博士課程優秀卒業者リサイタルの演奏者に選出。テキサス大学オースティン校でフルート演奏の博士号、ボストン大学で修士号、台湾の国立中山大学で学士号を取得。
テキサス大学オースティン校でクラリネット演奏の博士号を取得。同大学の博士課程優秀卒業者リサイタルの演奏者に選出。全米音楽指導者協会(MTNA)青少年アーティスト大会木管部門、州大会、カレッジ大会で優勝。イェール大学音楽院のノーフォーク室内音楽祭、サンクトペテルブルグ(ロシア)のエフゲニー・ムラヴィンスキー国際音楽祭にフェローとして参加。2005年MTNAミシガン州主催の青少年木管部門大会で、トップのクラリネット奏者と総合優勝者に選ばれる。
シカゴ芸術音楽大学で学士号、修士号を取得。シカゴミレニアム室内楽楽団、シカゴ市民オーケストラなどシカゴを中心に多くの楽団で経験を重ね、2012年に神韻芸術団に入団。
メルボルン交響楽団、ロイヤル・メルボルン・フィルハーモニック、メルボルン・オペラ・オーケストラなどで演奏。メルボルン大学で音楽学士号(優等)を取得後、タスマニア大学でプロの演奏家のための大学院課程を修了。メルボルン大学在籍中、最も有望な音楽家として「レディー・ターナー賞」を受賞。オーストラリア国立音楽アカデミーで研鑽を積む。
“美しい音色...
精緻な音律”
“明るく心穏やかな音楽”
“力強い楽曲”
“東西音楽の最高の部分を耳にしました。……その多くは、音楽史において意義あるものだと思います。”
“異国の音楽でありながら、本当に完璧な融合でした。”
“とても創造性に満ちたプログラムでした。……本当に格別でした。このような音はこれまで聴いたことがありません。”
“特にバイオリンのソロ演奏が印象的でした。素晴らしい奏者です。”
“必ず鑑賞して欲しい。”
“あの音色、古代の音色に、交響楽団の音色を合わせることは、一つの挑戦です。しかしその挑戦を見事にこなしています。”
“彼らの奏でる音楽は、伝統的な旋律を巧みに組み合わせていました。”
“非常に力強く、表情豊かな音色でした。歌詞に深く感銘を受けました。”
“伝統楽器を西洋様式にも中国様式にも演奏できる優れた奏者に、深い感銘を受けました。”
“オーケストラの奏でる音楽は美しく、響きが耳に心地よく、心がなごみます。”
“また来ます。このオーケストラの追っかけになります”
“オーケストラは卓越していました。本当にトップレベルです。”
“人間性を祝福したくなります”
“ただただ、美しいコンサートでした”
“実にユニークで楽しく、信じられないほどの演奏でした!”